A/N=Prose

おおむね言いたいだけ。

【043】雑記:積みゲームに対する罪と罰

うちには家庭用ゲーム機が、据置、携帯と、それぞれ幾つかありまして、当然それぞれのゲームソフトを買うわけです。
でも、ソフトを買っても、最初から最後まで遊び切るっていう事が少なくなってきました。
理由はそれぞれありますけれど、やはり時間の問題と、気力の問題が大きいと思います。

ちょっとした時間と気力で手元のスマートフォンで遊べるソーシャルゲームが流行するのも分かる気がしますね。
自分は隙間時間があればライフログモブログを書いているので、スマートフォンのゲームはプレイしない事に決めています。
始めたら始めたで、ついついプレイしてしまいそうですしね。

で、ゲーム機のソフトも、そうなんですけれど、買ったからにはプレイしないと、という気分があります。
当たり前と言えば当たり前なんですけれど、これが存外に邪魔臭いものなんです。
いえ、邪魔臭いなら買わずにいればいいという意見も分かりますけれど、少し違いまして。
プレイ自体が邪魔臭いのでは無くて、買った分は楽しまないと、という、ある種の強迫観念みたいなものが鬱陶しいんです。

勿論、プレイしたゲームソフトが十全に面白ければ、そんな気分は殆ど表に出て来ないんですけれど、不満点が多い物だと、じわじわと染み出すように溢れてきます。
楽しむために遊んでいる家庭用ゲームなのに、どこか面倒な気分が付いて回ってしまう時が。

これ、多分、損なんですよ。

あ、このゲーム駄目だ、と思ったら、もうプレイしなくていいんです。
数千円出して買ったからにはプレイしなければ損だ、という、その考えが、もう損してるんですよ。
確かに安い買物では無いかも知れませんけれど、食い放題の店だから食えるだけ食わなきゃ損だ、ってくらいに馬鹿げた考えだと思うんです。
美味しい店、面白いゲームソフトは他にもあるでしょうし、苦しい思いをしてまで元を取ろうとしなくていいんじゃないでしょうか。

取り敢えず置いておいて、また今度プレイしよう。

いいえ、今度なんて、よっぽど来ません。
多分、そうこうしているうちに新しい別のゲームソフトを買っているでしょうから。
買ってからすぐにプレイしない、いざプレイしても最初のセーブ地点でセーブして取り敢えず今日はおしまい、なんて、それ、別にプレイしなくてもいいんじゃないですかね。
いつかプレイしないと、なんて、そういうソフト群に後ろ髪を引かれるようなら、いっそ手元から処分してしまうのも手ですよ。
快適なゲーム生活のためには、思い切っての損切りも必要なんではないかと。

真・女神転生IV

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