外面よく仕事の飲み会を回避して、今夜も1人で映画三昧。
映画好きであることを周囲に隠して生きているために、感想を語る相手が居ない。
ブログやSNSに吐き出すものの、「分かってない」人たちに「分かってない」返しをされては爆発。
これは、映画のみならずマニアックな趣味全般のあるあるネタではある。
…が。
木根さんの性格、言動が、こじらせ、ひねくれているので読んでいて気持ちのいい場面が無い。
面倒な語りをする木根さん。
そんな木根さんを面倒だと言う相手。
相手に面倒だと言われて怒り出す面倒な木根さん。
毎回毎話そんな作りで、面白いよりも、面倒な人だなぁ、という感想の方が大きくなってしまう。
過去のあれこれでひねくれたという理由は語られるけれど、だからと言って好感度が上がるわけでもなく。
題名にも偽りあり。
1人じゃないです。
映画についても、中身についてうんちくを垂れる場面も多くないです。
早い段階から相方ができて、一喜一憂。
別に映画でなくても成立してしまう話作りなので、映画好きが読んで楽しめる作品ではないですね。
映画うんぬんより、面倒な木根さんの生き様を笑えるかどうか。
こじらせ系オタク女子が七転八倒する漫画。
そこを楽しめれば勝ちです。
自分は負けました。
負けでいいです。
主人公が、映画好きな自分が好きなだけで、映画愛が無いんです。
ネガティブなあるあるネタを繰り返されても、うんざりです。
残念ながら、映画好きとしては楽しめませんでした。
まだ続くようですけれど、2巻以降の購入はありません。
オタクを主人公にした面白い漫画は増えているんですけれどねー。
そっち読んで楽しみますか!

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