A/N=Prose

おおむね言いたいだけ。

【034】アプリ「Evernote」その9:思考と感情を記してこそのライフログ

何を食べた、どこに行った、こんな仕事をした。
客観的事実の積み重ねがライフログではありますけれど、それだけでは面白みがありません。
「行動」と「思考」、そして「感情」を書き加えてこそライフログは完成します。

むしろ、その3つの積み重ねが「人生」なんですから、当然と言えば当然ですね。
13:50 から
14:30 まで
・映画「ライフログの作り方」
>エバーシアターで鑑賞
ライフログを題材にしたコメディ。
最後には泣かせる演出もあり、思わず涙ぐんでしまった。
主人公の悪友役が良い味を出していた。
他の出演作品を調べてみようかな。
こんな風にして、行動に付随して思考や感情を書き付けておくんです。
勿論、時間が許せば、ですけれどね。
こういった記録が貯まっていくと、より自分の傾向が分かる有意さがあったり、あるいは単純に読み返して面白いんです。

そして、なるべくなら、思考や感情の記録は、その時その瞬間のものを残せるようにしたいです。
特に感情は簡単に上下しますからね。
時には勢いのまま書き連ねておくのも良いと思います。

また、これは行動ログにしても言える事ですけれど、なるべく略語は使わないようにして、固有名詞を残すように心掛けること。
手早く日記を書くために略記を使いましょう、なんて以ての外です。
多少面倒だったとしても、一般的に通じる略称以外は正式名称で。
何故なら、今の自分が理解できる事が、未来の自分にも理解できるとは限らないからです。

例えば、自分が書き付けたメモを見返して、意味が分からなかった事はありませんか。
あるいは、何かに使おうと取っておいたはずの物を見ても、何に使おうと思っていたのか覚えていない、なんて事。
その時は重要であったはずでも、理解できなければ意味がありません。
記憶を忘れないための記録がゴミと化すのは、人生の一部をゴミ箱に捨てているのと同じです。

「第三者が読んでも理解できるように」書くのが原則。
ライフログを始めたい人、始めている人は、これを忘れないようにしたいですね。

もっとも、未来の自分という読者に向けて、面白く思えるように書いてみるのは良いかも知れませんよ。

聞こえますか、未来の自分。
こちらの人生を届けますから受け取って下さい、オーバー。

たった一度の人生を記録しなさい  自分を整理・再発見するライフログ入門

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たった一度の人生を記録しなさい

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