- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/01/15
- メディア: コミック
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- 発売日: 2015/01/15
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すべてがFになる THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
なかなかに長い題名のゲームソフトですね。
そして、これがなかなかに、長く遊べるであろうゲーム内容となっています。
主となるゲーム部分は基本的に、音楽に合わせて画面内に次々現れるマルに合わせてボタンを押すだけ。
いわゆるリズムゲームというやつですね。
そこで使われている音楽は歴代ファイナルファンタジーでの戦闘やイベントでの物なので、シリーズ作品を少なからずプレイした事のある人には感慨があります。
リズムゲームというものは大抵、押すボタンの調子っぱずれが続き過ぎると、失敗となり、場合によっては曲途中で強制終了します。
このゲームでも、そうで、ミスをするとHPゲージが減り、ゼロになると、その瞬間に失敗扱いとなって終わります。
じゃあリズムゲームが苦手な人は楽しくプレイ出来ないかと言うと、そうではなく。
このゲームではFFシリーズのキャラが大勢出演しており、その中から4人を選んでパーティを組み、リズムゲームそのものを戦闘やフィールド移動として遊ぶ、RPGの一面も持っているのです。
リズムゲームの譜面自体を簡単には出来ないけれど、HPを回復する魔法やアイテムをセットする事によって、許容できるミスの回数が増えていく寸法なんです。
あるいは、そうやって、少しずつでもリズムゲームをクリアしていけばキャラのレベルと共に最大HPも増え、よりミスが多くなっても耐えられるようになるという。
そして、いくら苦手でも、慣れさえすれば「そこそこ」プレイ出来るようにもなるわけで。
この辺りは、上手い作りだと思います。
FFシリーズという財産を使ってリズムゲームを作り、また、そのリズムゲーム自体にFFシリーズ然としたロールプレイングゲームの部分を落とし込む。
ディフォルメされたキャラを見て、子供向けのゲームなのかと思っていたのは大間違いでした。
もちろん子供も楽しめるでしょうけれど、それよりは、今までFFシリーズに触れてきたオッさんオバさんこそが楽しめるゲームになっています。
使われている曲はFF1から、現状の最新作である13や14まで、外伝的作品を含めて網羅していますしね。
昔のFFしか知らない人でも、最近のFFしかプレイしていない人でも、それぞれ楽しめると思います。
知っている曲だけでなく、知らない曲でも、やはりどこか「FF」していますし、そうでなくても良曲揃いです。
3DSを持っている、全作とは言わないけれどFFシリーズ経験者、なんて人は、是非プレイしてみて下さい。
コストパフォーマンスばつ牛ンですよ。
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